仏壇・仏具に関する様々な疑問や質問に当社スタッフが分かりやすくお答え致します。
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  • 神棚を祀る場所で何か決まりはありますか?

    神棚は南か東向きを基本として、清浄な場所に設けます。 穢れ(けがれ)を嫌う神道では神棚をお祀りするのに適した場所がございます。 トイレの近くや仏壇との向かい合わせ、日常的に人が上に通る場所に置くことは避けましょう。 トイレはもちろんの事、死を穢れとする神道では、仏壇との向かい合わせになることを避けて神棚をお祀りすることをお勧めしています。 マンションや戸建てで1階に神棚をお祀りする場合は、神棚の上、天井に「雲」「天」「空」などと書いた紙を貼ります。 これらを踏まえて、家族が集まりやすく、毎日お参りしやすいところを選ばれると良いでしょう。

  • 普段の神棚へのお供えものは何をお供えすればいいですか?

    神棚にお供えするものを「神饌(しんせん)」または「供物(くもつ)」と言います。お供え物は、米、塩、水が基本で、水は毎朝取り替え、米や塩は最低でも週に1度は取り替えるのが良いでしょう。 また神棚の左右に榊(さかき)をお飾りします。水は毎日取り換え、買い替えは毎月1日と15日に行います。

  • お参りの作法を教えてください。

    お参りをりするときは、神社と同じく「二拝二拍手一拝」が基本になります。 朝に家族の健康と家内安全を願い、1日の終わりに平穏無事に過ごせたことに感謝して、お参りするのが基本です。

  • 盛塩を置く理由を教えてください。

    盛塩は昔から災難を祓い、場を清め運が開けるようにという願いを込めて行われる風習のことです。玄関などの入口、鬼門(きもん)、トイレなどの水回りなど、気になるところに置く場合が多いです。

  • 身内に不幸があった時、神棚はどうしておけばいいでしょうか?

    忌明けまでは神社へのお参りは避け、お祭りに参加することも控えます。また死は穢れとされており、忌明けまで神棚の正面に半紙を貼ったり、 白い布で巻いて「神棚封じ」をします。忌明け後は塩水、海が近くにあれば海水で祓い清め、日常生活に戻ります。

  • 神棚にお祀りする御札の種類について教えてください。

    三社宮の場合、中央に天照皇大神(あまてらすおおみかみ)(伊勢神宮)をお祀りします。 向かって右側の扉には、ご自宅近くの氏神様、左側には自分の崇敬する神様をお祀りします。

  • 古いお札や神具などは、どのように処分したらいいですか?

    古いお神札は神社で定められた日に、お清めしお焚き上げをしてもらうのが良いでしょう。 各神社では、古神札焼納祭(ごしんさつしょうのうさい)が行なわれているので、できればお神札を購入した神社へ直接お返しした方が良いでしょう。 古い神具についても神社に納めるものですが、どうしても神社で収められない場合は、塩で清めてから燃えないゴミとして出します。

  • 普段お社(おやしろ)の扉は開けておいたほうがいいのですか?閉めておいたほうがいいのですか?

    特に決まりはありませんが、神社では特別な祭礼(さいれい)の時に御扉(みとびら)を開けるので、神社にならって閉めておく方が良いでしょう。