仏壇・仏具に関する様々な疑問や質問に当社スタッフが分かりやすくお答え致します。
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  • 仏壇が位牌でいっぱいになることはありませんか?

    亡くなられて50年以上経った方は「先祖代々之霊位」の位牌を用意して、そちらに移られます。そのため今までのご先祖様すべての位牌が置かれるといったことにはなりません。位牌の他にも、一枚一枚に戒名を入れた「繰り出し位牌」、浄土真宗の場合は「過去帳」に代わる場合もあります。

  • 別の宗派の位牌を一緒に祀ってもいいですか?

    異なる宗派の位牌を一緒に祀ってはいけないという決まりはありません。ですので、ご家族がそうしたいという場合なら構いません。気になる場合は関係のあるお寺様に確認をとってみてはいかがでしょうか。

  • 位牌は仏壇のどこに置けばいいでしょうか?

    内陣に余裕のある方は、ご本尊の下の段か、上段の場合ご本尊の隣にお位牌を置くのが良いとされています。その際お位牌の高さがご本尊の目線より低くなるように設置するのが好ましいです。
    仏壇にスペースがない方は、光背を含めたご本尊より低くなるようにお位牌を作り、ご本尊の隣に安置してください。

  • 位牌はいつまでに用意すればいいでしょうか?

    位牌は49日法要までに戒名(法名、法号)が書かれた状態でご用意いただき、お寺様に魂入れの開眼供養をしていただく必要がございます。

  • 位牌はどのようなものを選べばいいでしょうか?

    お位牌は高さや素材など、仏壇の大きさ、本尊の高さに合わせてバランスをみて選びます。既に先祖のお位牌がある場合は、同じ型を選ばれる方が多く、先祖の位牌と同じ高さか、または先祖の位牌より少し高さの低い位牌を選びます。またお位牌もモダンデザインといってインテリアに合うようなおしゃれなお位牌も出てきてます。是非店頭で実物を見てお買い求め下さい。

  • 夫婦はひとつのお位牌にした方がよいですか?

    夫婦でひとつのお位牌にすることを、夫婦位牌(めおといはい)と言います。基本的にお位牌は1人につき1つご用意しますが、ご夫婦でひとつのお位牌にされるものを選ばれる方も多くいらしゃいます。ただ、先にお亡くなりになると片方の戒名を書くスペースを空けとかなければいけないので、それを嫌がるかたもいらっしゃいます。その場合は先にお亡くなりになった方のお位牌はその方用に一つご用意いただき、残された方がお亡くなりになった後、ご遺族が夫婦位牌として連名で戒名を入れるというやり方が一般的です。

  • 仏壇の中のお位牌が増えて仏壇にこれ以上置けないのはどうした らいいでしょうか?

    大きく2つの方法がございます。ひとつは33回忌か50回忌を迎えた片の位牌は、先祖代々の位牌を作り、ひとつにまとめる方法です。もうひとつは回出位牌(くりだしいはい)と言って、ひとつのお位牌の中に10枚ほどの戒名がかける板を収納しておくものがあり、多くのお位牌をひとつにまとめることができます。その方の命日や法要に合わせて、一番上に板を持ってきて供養する方法です。仏壇のスペースに合わせて選ばれると良いと思います。

  • 1つの仏壇に違う宗派のお位牌を一緒に置いてもいいですか?

    仏壇はお位牌と共に菩提寺様に開眼供養をしていただいてあるものです。違う宗派のお位牌が入ることについては、一度お菩提寺様にご相談されることをおすすめします。