Q 花立てに入れる花はどんなものをお供えするのですか?

昔からよく見る花は菊です。菊は洋花に比べて長く活けることができ、長持ちするので扱いやすい花です。また菊は古来より、邪気を払う力があると信じられ様々な仏事ごとに多く使われます。また一般的にはトゲがあるバラや香りの強い花はお供えに不向きとされてます。最近では、トゲをとってバラをお供えしている方も多くいらっしゃいます。しかし、故人様がお好きな花であればお供えしても良いと思います。まずは故人様を想う心を大切になさってください。

関連する質問
(仏具、使い方)

  • 仏具は宗派によって異なりますか?

    宗派によって仏壇の最上位に配置されるご本尊は違います。また仏具も宗派によって多少の違いがみられます。浄土真宗ではお線香を寝かせるため、横長の香炉を使うことや、燭台も鶴や亀のデザインが施されたものを使用するなど違いがみられます。

  • 三具足・五具足とは何ですか?

    三具足とは、花立・香炉・燭台の3つの総称を指します。また花立て燭台を次いで使う場合は五具足と呼びます。

  • 塗り物の仏具のお手入れはどうしたらいいですか?

    傷がつくたわしなどは使わずに、やわらかい布で水拭きをしていたくのが良いでしょう。金箔が貼られているところは、こすると金がとれてしまうのでお気をつけください。